「臨床心理士」は、簡単に言うと“心の専門家”です。現代の日本社会は、職場や学校でのいじめ、過労、労働環境の変化による不安などからストレスが溜まり、悩みや不安など心の問題を抱えた人がたくさんいます。そんな人たちの為に、本人と家族など周りの人の相談にのって、臨床心理学の立場からサポートしていくのが「臨床心理士」です。
日本では、心理関係の仕事の資格制度の整備が遅れていましたが、1988年に設立された「日本臨床心理士資格認定協会」が「臨床心理士」の資格認定を始め、今までに15000人以上が臨床心理士として認定され活躍しています。
でも“心の専門家”という意味では、精神科医の方がよく知られているかもしれませんよね。臨床心理士と精神科医は、どう違うの? と思う人も多いようですが(僕も思ってましたが)、その仕事内容はかなり違います。
精神科医が、医学に基づいて診断と薬による治療を行うのに対して、臨床心理士は、臨床心理学の立場から心理療法による治療を行うので、悩みや問題を抱えた人がその問題を乗り越えるのを手助けしていくのが仕事になります。
人は、生きている限り、悩みや不安や葛藤が尽きないもの。そんな気持ちや状況をサポートしてくれる力強い存在が「臨床心理士」ということになりますね。
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